福岡県北九州市小倉北区のお客様 Pt900 リング 買取致しました!
当店ホームページをご覧いただきありがとうございます。
おたからや小倉中津口店の斎藤です。
今回は、北九州市小倉北区のお客様より、 Pt900 リングをお買取りさせていただきありがとうございました。
PT900は、日本独自の宝飾文化と職人の技術開発によって生まれた、日本で最も歴史が深くスタンダードなプラチナジュエリーの規格です。
純度90%のプラチナに10%の割り金(パラジウムなど)をブレンドしたこの素材が誕生し、主流となった歴史には、プラチナの加工難易度の高さや、日本の美意識が深く関わっています。
プラチナという金属自体の歴史は、古代エジプトやインカ帝国まで遡りますが、日本に伝わったのは幕末から明治時代にかけてです。
プラチナは融点が約1768℃と極めて高いため、当時の技術では溶かして加工することが非常に困難でした。
明治時代中期(1891年〜1899年頃)、東京の職人や田中貴金属(当時は田中商店)の前身らによって国内での溶融・加工技術が確立され、当初は主に軍事用や着物の帯留め、かんざしなどの装飾品として使われ始めました。
大正から昭和初期にかけて、ヨーロッパでルイ・カルティエがプラチナとダイヤモンドを組み合わせた「ガーランド・スタイル」を流行させると、その美しさが日本にも波及しました。
昭和初期から1960年代頃までの日本では、プラチナ製品に「Pm」や「Pm900」(Platinumの略字)という刻印が使われていました。
当時は造幣局の公的な検定制度や国際基準がまだ未成熟だったため、純度に多少のバラつきがあるものも存在していました。
強度と美しさを最も両立できる黄金比として定着したのが「Pt900」でした。
海外のハイブランド(ティファニーやカルティエなど)では純度95%の「Pt950」が国際標準とされていますが、日本では伝統的に「Pt900」が絶大なシェアを誇ってきました。
それには以下の理由があります。
10%のパラジウムなどを混ぜた「Pt900」は、日本の職人が得意とする「繊細な彫金」や「細い爪でダイヤモンドを固定する」といった複雑な加工に最適な硬度と粘り気を持っていました。
日本の高度経済成長期、結納の品として「婚約指輪にはダイヤモンド」という文化が定着しました。
プラチナの凛とした白い輝きはダイヤモンド本来の透明感を引き立てるため、日本の花嫁の間で「婚約指輪・結婚指輪=Pt900」という定番の歴史が作られました。
当店もブランド品はもちろん、時計・アクセサリー・貴金属・商品券・切手・古銭・古美術品・家電など多種多様に買取を行っておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。
